院内設備のご案内
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15階クリニック
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マンモグラフィー(1台)
マンモグラフィー検査とは
乳がんの有無、大きさや形、石灰化の有無を検査します。乳がんの約半数は石灰化しますが、触診では発見できない5mmくらいの小さいものでも発見できます。
一般的なマンモグラフィー検査について
上半身裸になって乳房撮影装置の前に立ち、乳房全体が写るように前に引っ張り、撮影装置の検査台にのせます。装置には圧迫板とよばれるプラスチックの板があり、これで乳房を強く撮影台に押さえつけて厚さ4~5cm程度まで圧迫します。(このため、乳房に張りのある女性は強い苦痛を感じることがあります)。この所定の厚みになったところで撮影します。通常、左右それぞれ撮影方向を変えて2枚ずつ、合計4枚撮影するのが一般的なマンモグラフィー検査です。
3Sメディカルクリニック:マンモグラフィーの特徴
1.とても高い検査精度 一般的な装置が2方向からの乳房の撮影であるのに対して、当クリニックの装置は断層撮影をいたします。これは1mm厚の断層撮影をおこなうため、乳房の大きさによりますが、およそ40枚から50枚の撮影から乳房の状態を検査いたします。これにより、従来の2方向の2枚の撮影では、捉えられなかった病変を明瞭に描出し、精度の高い検査をご提供いたします。
2.患者さまに優しい撮影システム 一般的な乳房レントゲン撮影は乳房を板状に圧迫するため痛みが伴う場合がございます。 当クリニックの設備は、装置自体が回転し撮影することにより、乳房を板状に固定するだけで強い圧迫を必要としません。実際、検査時の乳房を挟む圧力を従来の機器の約1/3に抑えられるので、これまでの受診者さまの負荷を大幅に軽減します。
3.国内民間健診施設での導入は初
国内国立病院(国立がんセンター)での導入実績をみて、民間健診施設で、 初の導入。
CT(一台)
CT検査とは
CT機器を使用する場所によって、検査できる内容が異なります。胸部CTでは肺や気管、気管支などの病変を見つけるためにおこなわれます。 特に、肺がんの診断には、いまや欠かせない検査となっています。また、腹部CTでは肝臓がん、胆道がん、膵臓がんなどの腹部臓器原発のがんの有無を検査します。
CT検査機器について
このひとくちにCT検査といっても、CT機器をさらに高度にしたヘリカルCT機器(シングルスライスCT)やX線検出器を4列や8列と複数配列したマルチスライスCT機器があり、検査機器による性能差など、健診で使用する検査機器によって、検査精度や安全性は異なります。 ヘリカルCT(シングルスライスCT)は、寝台(受診者様が横に寝る部分)を移動させながら、X線によりらせん状に連続回転しながら撮影を行って、そのデータを画像化するCTの撮影方法です。 ヘリカルCTのメリットは、通常のCT検査よりも高速に撮影することができるので、検査時間がかなり短いです。さらに連続した画像を撮影することができるので、画像を何十枚と重ねることで 立体的に臓器を映し出すことができます。 マルチスライスCTは、通常のCT検査では1列だったX線検出器を複数に配列することによって、さらに短時間でより細かい間隔の三次元画像を撮影することができます。
3Sメディカルクリニック:CTの特徴
一般的な健診クリニックは4列、8列マルチスライスCTを採用しているのに対して、当クリニックでは16列のマルチスライスCTを導入しています。これにより、全肺野10秒以下という短時間での高速撮影が可能となり、精密な三次元画像を撮影することができます。また、撮影時間がとても短いので、被曝量も少なくてすみ、受診者さまの負荷をより軽減しています